1.相場状況の確認

僕の場合は4時間足のトレンドに従うことにしていますので、まず4時間足でトレンドがどっちに向かっているのか?を確認します。

 

全体的な流れももちろん見ていきますが、もっとも重視するのはダウ理論的に注目すべき高値・安値の位置が今どこにあるのか?です。

 

トレンド転換の目安となる高値・安値が破られるまでは、目先の流れがいくら4時間のトレンド方向に逆行していたとしても、それは調整局面という風に捉えます。

 

つまり、4時間足で下落トレンド形成中だけれど、1時間足で見てみたら上昇トレンドが出来上がっていたとしても、4時間足でトレンド転換の目安にある高値(戻り高値)が突破されるまでは、4時間足のトレンドを重視します。

 

明確にトレンド転換が起きるまでは基本的に、戻り売り・逆張りショートのみを狙う
トレード戦略を考えます。

 

ちなみに4時間足でトレンド方向を決めても、

もっと長い時間足のトレンドが逆方法だったらどうするの?

という疑問というか質問はもちろんあるとは思いますが、僕の場合は参考程度に考えるようにしています。

 

理由はいくつかありますが、トレード回数をある程度確保するためには、日足以上のトレンドまで考慮してしまうと、満足のいくトレード回数を消化できないからです。

もちろん完全に日足以上のトレンドを無視するわけじゃなくて、ある程度は考慮してトレードをするようにしています。

 

日足・週足レベルで確認できる抵抗線レジスタンスライン・サポートライン)に関しては値動きが反転する可能性がある重要なラインとして注目しています。

要は4時間足で確認できるトレンドをもっとも重視すると決めてしまい、あとはトレンド方向に特に値動きを反転させる可能性のある抵抗線がなければ、トレンドを重視してトレードをしていくことになります。

 

仮に4時間足のトレンドを反転させかねないライン付近まで値動きが届いた場合には、反転する可能性を考慮して、トレードをするようにしています。

 

例えば4時間足では下落トレンドとなっているものの、日足ベースで重要なサポートラインまで到達してきた場合、
4時間足の下落トレンドよりも日足の上昇トレンドを重視すべきですから、1時間足くらいで下落トレンドから上昇トレンドに転換したと言えるチャートパターンが形成された場合には、日足のトレンドに沿ってロングを狙うようにします。