トレンド相場・レンジ相場は結局、秩序が大事

相場における原理原則と言えば?と聞かれた時に

「ダウ理論!」

と真っ先に答えられなきゃいけないですよ。

 

トレンドを定義しているのはダウ理論であり、他にも

「相場には3つのトレンドがある」

 

とか

 

「平均はすべての事象を織り込む」

 

といった重要な相場理論がまとめられています。

 

ダウ理論をまずはきちんと理解してチャートへあてはめられるようになるべきですが、実はダウ理論よりももっと根本的な相場の原理原則があり、それが、

 

・現在~未来の相場は過去の延長によって形作られる
 →テクニカル分析が機能する根拠になっています。

 

・相場は過去~現在の状態を維持しようとする
 →トレンドが発生している場合、トレンドが続く可能性が高いことを意味しています。

 

といったものです。

 

この2つは似たようなことを言っているわけですが、仮に一言でまとめるとすれば、相場とは「秩序」を重んじているわけです。

 

つまり相場とは結局、秩序を保とうとする動きが強く働くように機能しているわけです。
ただ、秩序を乱す輩がいるのも事実だし、秩序を変えざるを得ないファンダメンタルズ的な要因はどうしても起きてしまうモノだから、そういった秩序を乱す要因が発生した時に、相場の秩序が変わるわけです。

 

では、トレンド相場・レンジ相場それぞれにおいて、秩序をどのように考えて当てはめていけば良いのか?

次の記事で詳しく解説しています。