負けても勝つ!ための資金管理とは?

トレードで勝つというのは様々な要因を組み合わせていってはじめて実現することができます。たとえて言うならば、形の異なるパズルのピースを一つ一つ組み合わせて一つの絵を完成させていくようなイメージです。


勝てるトレードルールを純粋に実行し続けるのはもちろん、平均勝率・平均獲得pips・平均損失pips、月間の平均トレード回数、目標利回りなど、色んな要素を組み合わせていき、それらを勝てるトレードへと昇華させていかなければいけません。

 

資金管理というのもトレードで勝つためには必要不可欠な要素(ピース)となっていて、資金管理がおざなりだとトレードで勝なんてことはできません。もちろん、一時的に結果が出せることはあるかもしれませんが、それがいつまで続くかは見通しは暗いと言っても良いですし、
逆に、資金管理なんかまるで無視して、可能な限り最大のレバレッジをかけて無理にトレードしていれば、勝てるトレーダーだって資金をあっという間に枯渇させる危険があります。

 

トレードを長く続けていれば、2連敗・3連敗することは十分起こることですし、さらに4連敗だってまま起きるものです。

 

仮にあなたのトレードの勝率が70%だったとして、2連敗する確率は約5%、3連敗する確率は約3.5%、4連敗する確率は約2.5%です。

つまり、100回トレードしたら、

2連敗を5回

3連敗は5回

4連敗は2回

 くらい起きる可能性があるわけです

 

こういった連敗時に無駄に資産を減らさないためにも、資金管理を徹底させる必要があります。では資金管理は具体的にはどんな風にやっていくべきなのか?というと、一般的に言われているのが2%ルール(5%ルール)になります。

これは1回の負けトレードで許容できる損失幅を資産の2%(5%)に収めるようにしていくというやり方で、100万円の資金があるのであれば2万円(5万円)以内に損失が収まるようにしていきます。

 

各トレードで損切り幅を考えているはずなので、逆に言うと、そのトレードでは損切り幅以上にpipsを失うことはないわけですよね。

損切りpipsに合わせてロット数を調整して、許容できる損失金額内に調整していくというのが2%ルール・5%ルールの主なやりか方となります。

 

資金管理はこのように、まずは自分が負けた場合にどこまでの損失を許せるのか?というのを基準で考えていって良いのですがさらにレベルアップしようと思ったら、損失幅だけではなく、勝率や1回の勝ち幅・リスク対リワードなども考慮して、自分が受け入れられるリスクの幅を考えるようにしてみてください。

おおざっぱに言うと、2%ルールに基づいてロット数を調整していたけれど、連敗するケースがほとんどないし、勝率も高めで安定をしているのであれば、1回のトレードで5%の損失額を許容すると、もっと効率よく資金を増やせる可能性があります。

 

リスクはもちろん高くなりますが、それ見合ったリターンが得られるというのであれば、ぜひ考えていきたいところではありますよね。