FXにおけるトレンドを定義する構成要素2

勝てるトレーダーになるためには、トレンドの調整局面からの値動きをうまくとらえられるようになれないといけないのですが、正直なところ、調整局面の次にどんな値動きを見せるのか?というのは、予想できるものではありません。

 

逆に予想したところで当たるかどうかは半々の確率でしかなく、ばくちをするようなものなのですが、では勝てるトレーダーはどのように値動きをとらえるのかというと、

 

  1. 相場全体が今、下落しているのか?上昇しているのか?を考え、
  2. 相場全体の値動き(トレンド)に沿って、トレンドに合致した方向へ動き出したところを狙う。

 

といったやり方をしています。

 

つまり値動きを予想するんじゃなくて、あらかじめ、

 

「こうなったらこうトレードしよう」

 

というプランを決めておいて、プラン通りに値動きが形成されていったときにはじめてトレードをするような感じです。

 

たとえて言うならば、罠を張ってい置いて獲物が罠の中に入ったらしとめるような感覚で、勝てるトレーダーはよく「チャンスが来るのを待つ」という表現をしているのも、獲物(値動き)が罠(トレードプラン)に入るまでひたすら待っているからです。
相場状況によってはあとちょっとでトレードプラン通りになるのになかなかそこまで動いてくれない場合があり、そんな時には見切り発車してしまいたくなりますが、勝てるトレーダーはそんなときも待てるわけです。

 

「もうはまだなり、まだはもうなり」みたいな格言もありますが、トレードで勝つには目の前の値動きに心が揺さぶられてしまい、行き当たりばったりなトレード判断してはいけません。とにかくトレードプランを立てて、その通りになった時にピシャッとトレードする。これがトレードで勝つための必須要素となります。