逆張りトレードの考え方 その1

「トレードしてもよさそうじゃないか?」みたいな期待を込めて逆張りするのが危険で、自分の期待感だけでトレードしているうちはFXで安定して利益を出していことはまず不可能です。勝てるトレードをしていくためには、勝つべくして勝つ、そして負けるときには潔く負けを認める必要があり、運で勝ってそれで喜んでいるうちは、いつか資金をドロドロに溶かす危険をはらんでいます。

 

とはいっても、逆張りトレードの中でもやってはいけないもの・やってよいもの(むしろやるべきもの)がありますので、それぞれについて詳しく説明をしていきますね。

 

1.絶対にやってはいけない逆張り

ズバリ、トレンドがはっきり出ているのにトレンドとは逆方向にポジションを持つようなやり方です。


相場は一方向に進み続けることはなくて、途中でちょっと逆行するような動きを見せることがよくあります。そういった特徴を踏まえて「相場の流れがいったん収まったかな?」と期待を込めて、逆張りを仕掛ける人がいますが、こういった期待感は何の根拠にもなりません。

トレードするからには客観的な根拠が絶対に必要で、逆張りするにしても、相場の流れが逆に向かう根拠が見当たらないのであれば、絶対に飛び込んではありません。

 

トレンドに逆らって逆張りを仕掛けていく人たちというのはたいていの場合、目の前で大きく動いている様子を歯がゆい思いで見ていて、「この流れに乗れずに悔しい。。。!」と思っていたりします。そういった焦りが逆張りへと掻き立てられる要因になりますので、大きく動いている相場を見ても動揺しないように気を付けましょうね。