トレンドの乗り方 その2

ではでは具体的に、僕がどのようにトレンドに沿ったトレードをしているのかというと、まず相場のトレンドを大トレンド・中トレンド・小トレンドの3つに分け、自分は中トレンドに乗っかってトレードするようにしています。
具体的には日足ベースで形成されているのが大トレンド、4時間なしが中トレンド、1時間足が小トレンドとして、各時間足のトレンドをダウ理論に当てはめて分析し、、
主に4時間足の中トレンドを重視したトレードをしているわけです。

相場についてちょっと勉強をしたことがあれば「トレンドはより大きな時間軸の方が重視される」という話を聞いたことがあると思います。
つまり小トレンドよりも中トレンド、中トレンドよりも大トレンドの方が相場では重視されるわけですが、日足で大トレンドを分析したとしても、その上にはさらに週足・月足・年足といったより大きな時間足があり、それらの大きな時間足で形成されるトレンドもあります。

「より大きな時間軸のトレンドが重視される」という話を当てはめるのであれば、ぶっちゃけ、際限なく大きな時間足のトレンドを考慮せざるを得ないため、それはちょっと非現実的です。
同じように、1時間足で小トレンドを分析すると言っても、15分足、5分足、1分足、さらには30秒足、数秒足など、短くしていけばしていくと、さらに小さなトレンドが見つかります。

こういったごく短期の時間足でのトレンドから見れば、4時間足のトレンドは巨大トレンドという風に見ることもでき、大中小でトレンドを区別するということ自体、
意味がないように感じますが、ただ一つ言えることは、どんな時間軸でトレードするにしても、自分がメインに利用しようとしているトレンドの上にも下にも、必ず別のトレンドがあるんだっていうことです。

時間軸をどこまで大きくしても小さくしても結局、様々なトレンドが見つかってしまうわけですから、それならば「自分はこの時間軸のトレンドに乗る!」と決めた後は、そのうえに大トレンドがある、その下には小トレンドがあるということを踏まえて、トレードプランを組み立てていけばよいわけです。