相場分析1 勝ちやすい相場で勝つ!

トレードで安定して勝つには(勝ったり負けたりするけれど結果として利益を残せるようになるには)、大まかに2ステップに分けて考えるべきで、まず一つ目のステップが場面の絞り込みになります。

2ステップ目でエントリータイミングを捉えに行くのですが、場面の絞り込みがきちんとできていなければ安定して勝てるようにはなりません。

むしろ場面の絞り込みさえきちんとできていれば、エントリーのタイミングをちょっとくらい間違えても勝てるようになりますので、場面の絞り込みができた時点でほぼ勝負は決まっていると言っても良いくらいです。トレードで勝つか負けるかは場面の絞り込みの方にずっとずっと大きなウェイトがあります。

 

例えば、エントリータイミングを逆張り捉えていって勝つ方法があり、逆張りを得意としているトレーダーさんはたくさんいます。

その一方で逆張りするたびに連戦連敗し続ける人もいるのですが、両者にはどんな違いがあるのかというと、間違いなく場面の絞り込みができているかどうか?です。

僕が逆張りエントリーを仕掛けていく具体的なケースを紹介すると、レンジ相場での上限もしくは下限からの逆張りというのがありますが、単純にレンジだからと言って飛びついているわけではありません。

 

逆張りで勝てるレンジ相場なのかどうか?というのを見極める必要があり、僕が逆張りをする際に行っている場面の絞り込みとは、どんな条件を満たしている場合なのかというと、

 

・直近のトレンド方向に沿っていること
・十分な値幅がある(20pips以上は欲しいところ)
・レンジを突破すると見せかけて、再度レンジ内に戻ってくるのが理想(M字形成)
・レンジの下限・上限を支えるように抵抗線があればなお良い

といった感じです。

 

まずもっとも重要なのはトレンド方向に沿った方向にのみエントリーするという点で、トレンドに逆らうようなことは絶対にしません。
次に値幅に関しても、あんまりレンジ幅が狭いと、それは相場がエネルギーをためている状態(ボリンジャーバンドでいうすくいーず状態)という風に考えられますので、手出しはしないほうが賢明です。