トレンド相場・レンジ相場も結局は同じ? その2
レンジ相場では、上限・下限をそれぞれ水平線で阻まれていたわけです。(レジスタンスライン・サポートライン)
トレンド相場になった時には、
この水平線を単純に斜めに傾けたイメージ
を持ってみてください。
相場のテクニカル分析ツールの中には、トレンドラインという水平線をななめにしたラインがあるのですが、同じような感じで使えるツールとしてチャネルラインというのもあります。
チャネルラインとは単純にトレンドラインを平行に並べただけなのですが、トレンドが出ている相場に当てはめた時、
値動きがチャネルラインの中を沿うように動いていることがよくあります。
表現方法は必ずしも正確ではないものの、トレンドが出ているときも結局、
チャネルラインの上限・下限にぶつかりながら上下を繰り返しているわけです。
必ずしもチャネルラインがぴったり当てはまるわけではありませんが、逆に言えば、チャネルラインがきちんと当てはまる相場でトレードをすれば、トレードプランを立てやすくなりますよね?
そしてチャネルラインの解釈を広げれば、傾きをなくすことでレンジ相場を定義することにも使えます。
僕は個人的には、
トレンド相場とは言ってもレンジを傾けただけの状態じゃないか?
みたいに相場を見ています。
チャネルという「秩序」
を保つように相場が動いているんだと考えて、相場分析をしています。
そう考えると、僕らが狙うべきトレードのタイミングはどこになるのかと言えば、、、わかりますよね?
トレンドが出ている(チャネルラインが傾いている)場合には、
チャネルにぶつかって反発するタイミングであり
なおかつトレンドに逆らわない方向
へエントリーすれば良いわけです。
トレンドが出ていないレンジ相場の場合であっても、チャネルライン(レンジの上限・下限)にぶつかった時でなおかつトレンド方向に従ってエントリーしていけば良いわけですね。